巷で話題となっているのが100円レンタカー。10分単位でレンタルでき、丸一日借りても大手レンタカー会社と比較しても格安です。
安さの秘密はレンタルするクルマにあります。
100円レンタカーの代理店には中古車販売店等が多く、そこで販売している車両をレンタルする仕組み。もちろんレンタカーとして登録されているので、中古車といえども整備はしっかり行われており安全性などについては全く問題ありません。
ただし、車種を指定したレンタルが難しいのがデメリット。
例えば大手のレンタカー会社の場合、話題の現行型プリウスや、ゆったり旅行の出来る10人乗りハイエースが、ほぼ名指しでレンタルすることが出来ます。またクラス分けが細かくされているので、6人で移動するためにアルファード、エルグランド等のLクラスのミニバンを希望したつもりがMクラスのオデッセイになってしまった!などと言う事はありません。
しかし、100円レンタカーの場合、バラエティーに富んだ色々な車種に乗れる一方、大手レンタカー会社のように細かくクラス分けがされていないないようです。
また面白いのは店舗によってはレンタルしたクルマが気に入った場合、購入する事も可能だと言う事。
言ってみれば有料の長期試乗が出来るということです。
価格が安い上、しっかり整備されたクルマを使えるので、100円レンタカーのデメリットは無いのでしょうか?
大手のレンタカー会社は新車を使っていますが、100円レンタカーはコストが抑えられる中古車を使用することにより低価格を実現し、カーシェアリングに対抗するレンタカーの新しいビジネスとして広まっているようです。
【参考サイト】100レンタカーのカーベル
(井元 貴幸)