APOLLO 
■3.0リットルV型6気筒ツインターボ「ネットゥーノ」をスーパーカー「MC 20」から流用
マセラティは2022年10月、2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」新型を発表しましたが、その派生オープンとなる「グランカブリオ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
1947年の「A6 1500」を起源とする「グラントゥーリズモ」は、2007年から2019年まで販売、その後2022年に復活しました。
その新型に設定されるグランカブリオは、2022年10月にプロトタイプの画像をわずか3点のみ公式リークしましたが、今回のスパイショットでは、オール20カット・全方位から撮影されています。
オープンモデルでは2＋2シーターのレイアウトはもちろん、ルーフを除いてコンポーネントがすべて共有されます。そのルーフは、固定のハードトップではなくファブリックルーフが採用されていることが見てとれます。
キャビン内も、インストルメントクラスター、インフォテインメントディスプレイ、HVACコントロール用ディスプレイなど、クーペとそのレイアウトが共有されると思われます。
パワートレインは、3.0リットルV型6気筒ツインターボ「ネットゥーノ」エンジンをスーパーカー「MC 20」から流用。パドルシフト・トランスミッションの代わりに8速ZFオートマチックと組み合わされ、最高出力490ps・最大トルク600Nmを発揮。高性能トロフェオでは、最高出力550ps・最大トルク650Nmを発揮します。
さらに、フルエレクトリック「フォルゴーレ」も設定、こちらはフロントに1つ、リアに2つの3つの電気モーターで構成され、最高出力750ps・最大トルク1,350Nmを発揮し、92.5kWhのバッテリーパックを積みます。フォルゴーレは、マセラティがこれまで生産したコンバーチブルの中で、最もパワフルなモデルとなるはずです。
グランカブリオ新型のワールドプレミアは2023年内で、価格はクーペより若干高い設定となります。
