APOLLO 
■フロントエンドにはH型のLEDデイタイムランニングライト装備
ヒョンデは現在、人気のミッドサイズ・クロスオーバーSUV「サンタフェ」次期型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
初代サンタフェは2000年に登場。当時、日本市場参入第一弾モデルとして重要な役目を担いました。第4世代となる現行型は2018年にデビュー、これが5年振りのフルモデルチェンジとなります。
豪雪のフィンランド北部で捉えたプロトタイプは、未だ分厚いダミーパネルをまとっていますが、ボディの全体的な形状は見ることができます。
現行型は、ボンネットからフロントエンドや下降するルーフラインなど、いたるところに曲線を描いていますが、次期型ではフラットなルーフライン、大きなオーバーハング、エッジの効いたラインなど、ランドローバーや、起亜「ソウル」を彷彿させるボクシースタイルへと進化します。
フロントエンドには、H型のLEDデイタイムランニングライトを備える角型ヘッドライトを装備、このプロトタイプには小さくみても18インチのホイールが装着されているようです。
内部では、大型インフォテイメントタッチディスプレイや、フルデジタルインストルメントクラスターを搭載。乗客が画面を通じて操作する最新の車載技術が搭載されることが期待できるといいます。
市販型では、「N3 Y6」 プラットフォームから、現在ソレントで使用されている 「N3」アーキテクチャに移行。ボディが拡大され、現行同様の2列5人乗りと3列7人乗りを提供、2列目シートにキャプテンチェアを備えた6人乗りのバリエーションも用意されます。
パワートレインの詳細は不明ですが、このプロトタイプは排気管の形状からも、おそらく2.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンと思われます。そのほか、3.5リットルV型6気筒エンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドなど、多彩なラインアップとなるでしょう。
またフルエレクトリックモデルは設定されず、2021年のロサンゼルスモーターショーで初公開されたコンセプト「Ioniq 7」の市販化を待つ必要があります。
サンタフェ次期型のワールドプレミアは今夏と予想され、日本市場導入の可能性もあるという情報も入っています。
