新型WRX S4用の新作エアロパーツがオートプロデュースA3から登場!【東京オートサロン2023】

■オートプロデュースA3から、早くも新型WRX S4ドレスアップ仕様が登場!

過去にクリッカーでご紹介したマニュアルレヴォーグレヴォプレッサなど、驚愕のスバル車を匠の技で製作してきたオートプロデュースA3。今年の東京オートサロン2023には、新型WRX S4をベースに、どこよりも早く新作のエアロパーツをまとったデモカーが出展されました。

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新型WRX S4 をベースとしたオートプロデュースA3のデモカー

出展されたVBH型WRX S4のデモカーには、同社のスポーツパーツブランド「アグレス」のボディサポートシリーズやカーボンエンブレムリングなど、人気のアイテムを多数装備していますが、今後発売を視野に入れた開発中のアイテムも数多く装着されていました。

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DAMD製のGTウイングはなんと先代モデル用

パッと見てまずは目につくのが、リヤのGTウイング。DAMD製ですが、なんと先代モデルであるVA用をVBに装着。違和感のない仕上がりは加工装着も得意とするA3ならではという印象です。

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アグレス オリジナルワイドフェンダー フロント

気になる部分では、左右のフェンダーにも注目。一見純正に見えますが、+8mmワイド化されたオリジナル。

8mmという数値は装着の際の両面テープの厚みまでも考慮して+10mm以下の車検対応とするこだわりからとのこと。もちろん拡幅だけでなく、フロントのスリットの開口も純正の3つから4つへ増やし、内側にメッシュ加工を施すという細かな作りこみが見られます。

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アグレスオリジナルワイドフェンダー リヤ

リヤ側も純正はスリット風で開口されていませんが、A3オリジナルフェンダーはしっかり開口部を設け、前後のバランスも良い印象です。

●あれ? 左右でカラーが違う、そのわけとは?

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左側はボディ同色フェンダーに

さて、会場でこのS4を見た方はお気づきかもしれませんが、実はこのフェンダー、左右で色が異なるという仕様になっています。

元々純正フェンダーのボディ同色化をどこよりも早く施工していたA3デモカーのS4ですが、オリジナルワイドフェンダーは左側のボディ同色タイプに加え、右側はグロスブラック仕様とすることで、装着イメージがつかみやすい仕様となっていました。

純正の幾何学テクスチャを取り入れたフェンダーは、淡色系のボディカラーではSUVっぽいイメージを抱くユーザーも多く、同色化は印象が大きく変わるカスタムとして注目されていました。しかし、純正のイメージを残したい!という人には、ぱっと見の純正感は残しつつ、質感を向上させるグロスブラック仕様もアリ!と思わせる仕上がりでした。

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開発中の新作マフラーと塗り分けで大きくイメージの変わるリヤバンパー

塗装でイメージが変わると感じる部分では、サイドステップやリヤバンパーの塗り分けやカラード化です。

特にリヤバンパーは、素地部のグロスブラック化とボディカラー化を上手く組み合わせ、まるでアフターパーツとして新たにリリースされたものか?と感じる程の仕上がり。純正でもここまでイメージが変わることに驚かされました。

リヤ周りでは、バンパー塗装の他にも、多くの人が待ち望んでいるVBH用マフラー「アグレス デュアルエキゾースト システム」も初公開!

残念ながら下回りなので展示で目にすることは難しい状態でしたが、A3オリジナルのエキゾーストシステムで、センターパイプから2本に分岐させ、それぞれ独立のサイレンサーを配置することで、静粛性と排気効率向上を両立。高回転まで気持ちよく吹け上がる人気の排気システムが、VBHにも適合に向け開発中とのことです。

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試作のフォグランプカバー

フロント周りでは、フォグランプカバーの純正加工。こちらも素地のままである純正仕様から、水圧転写と呼ばれる加工を用いてカーボン柄とすることで、質感とスポーティ感を向上させ、純正形状のままで大きくイメージを変えています。

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開孔はなんと手作業!

また、純正のメッシュ部分はデザインのみとなっていますが、ここも純正のデザインを活かしたまま開孔するというこだわり仕様。加工はなんと、武田社長自らの手で一つ一つ手作業で行ったそうですが、ハンドメイドとは思えないほどの仕上がりは圧巻でした。

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ボディ同色フェンダーの左側

今回装着された、新作のオリジナルワイドフェンダーや純正加工フォグランプカバーなどは、反響次第で順次製品化も検討中とのことなので、気になるWRX S4オーナーは、オートプロデュースA3に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

(井元 貴幸)

【関連リンク】

オートプロデュースA3
http://www.apa3.jp/index.htm