フォード・マスタングの4ドアバージョン発売は濃厚? 市販型デザインを大予想

■長いリアウインドウが装備されているため、デッキリッドははるかに小さく

フォードは2022年9月、伝統の2ドアスポーツカー「マスタング」新型を発表しましたが、その4ドア版を計画しているという噂に基づき、最新の予想CGが製作されました。

フォード マスタング_001
フォード マスタング 4ドア

世界のマスタングファンのなかで4ドアセダンを望んでいる方は多くはないと思われます。

しかし、発売されればパフォーマンスカーの魅力を拡大、2ドアスポーツカー、5ドアハッチバック、クロスオーバーSUVを多くラインアップしている同ブランドが、4ドアセダン市場へ復帰することは大きな意味があるでしょう。

以前も報じましたが、マスタング新型のワールドプレミアと同時に、フォードのシニア・エクステリア・デザイナー、クリストファー・スティーブンス氏によるマスタング新型のスケッチを公開。

フォード マスタング 4ドア
フォード マスタング 4ドア

その中の1カットにマスタングの4ドアバージョンが描かれており、直後にデザイナーのSugar Designは予想CGを製作しましたが、今回はその最新版を提供してくれました。

最新版では、あらゆる角度から4ドアマスタングを描き、違和感なく仕上げられています。フロントエンドは調整することなく、変更は短縮されたフロントドアと追加された後部ドアの側面を変更、ドアハンドルはポップアップ仕様となっています。

フォード マスタング 4ドア
フォード マスタング 4ドア

全体的なフォルムはファストバックですが、ホイールベースと同様にわずかに長くなっています。後部は2ドアと非常に似ていますが、より長いリアウインドウが装備されているため、デッキリッドははるかに小さくなっているようです。

パワートレインは、ベースモデル同様に複数のユニットがラインアップされますが、最強モデルには5.0リットルV型8気筒自然吸気エンジンを搭載すると予想されます。実現すれば、マスタング史上最も強力なV8がセダンでも実現するかもしれません。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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