最強のBMW 3シリーズ「M3 CS」、米国仕様のスペックが発覚

■3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」搭載で最高出力は542ps、「xDrive」採用

BMWが現在開発中のハードコアセダン「M3 CS」市販型に関する情報がリークされました。

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BMW M3 CS 市販型プロトタイプ スパイショット

リークされた文書には3つのコードが含まれています。1つは米国用、もう2つはヨーロッパ用です。USバージョンのコードには「63AY」の識別ナンバー、ヨーロッパ向け左ハンドルが「61AY」、右ハンドル向けが「62Y」となっています。

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BMW M3 CS 市販型プロトタイプ スパイショット

リークされたパワートレインやスペックは、これまで入手していた情報と一致。

「G80」M3 CSは「M4 CS」から3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」エンジンを流用、最高出力は542ps・最大トルク650Nmを発揮します。ただし、後輪駆動のM4 CSとは異なり、M3 CSには全輪駆動「xDrive」が搭載されます。

インテリアに関しては、フロントバケットシートを標準装備、3シリーズのミッドサイクルリフレッシュに見られる「iDrive8」が期待できるでしょう。

システムでは、より剛性の高いシャーシ、新しいチューニングによるサスペンションコンポーネントが含まれ、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、バケットシートのすべてにカーボンファイバーを採用。M3 CS新型では、約68~79kg(150~175ポンド)の軽量化がなされる可能性ありそうです。

M3 CSは、2023年3月から2024年2月までの限定生産で、ワールドプレミアは迫っていると予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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