韓流レンジローバーになる? ヒョンデ「サンタフェ」激変の姿

■直立したAピラー、フラットルーフでランドローバーのような角張ったデザインに

ヒョンデが現在開発中と見られる、ミドルサイズクロスオーバーSUV「サンタフェ」次期型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。

ヒョンデ サンタフェ_004
ヒョンデ サンタフェ 次期型プロトタイプ スパイショット

初代サンタフェは2000年に登場、当時日本市場参入第一弾モデルとして重要な役目を担いました。第4世代となる現行型は2018年にデビュー、これまでの大型ヘッドライトと異なり、「コナ」と共通するスリムでシャープなヘッドライトが装備されました。

ヒョンデ サンタフェ_005
ヒョンデ サンタフェ 次期型プロトタイプ スパイショット

先日は次期型の予想CGを公開しましたが、実車をついに目撃。ドイツ市街地で捉えたプロトタイプは、ボディ全体をクラッディングで偽装していますが、かなりボクシーなスタイルに変更されています。

分析すると、より直立したAピラーを配置、ルーフはよりフラットになり、ランドローバーのような角張ったデザインになることが濃厚です。

フロントエンドでの注目は、予想CG通り、H型のLEDデイタイムランニングライトを備える角型ヘッドライトが装備されているように見えます。

リアエンドは、かなり厳重にカモフラージュされており、詳細を想像することは困難です。しかし、クラッディングの奥に見えるリアウィンドウは非常に平らで、垂直であることを示唆。これもまたランドローバーデザインを思い出させます。

内部では、大型インフォテイメントタッチディスプレイを搭載、乗客が画面を通じて操作する最新の車載技術が搭載されることが期待できるといいます。

市販型では「N3 Y6」 プラットフォームから、現在ソレントで使用されている 「N3」アーキテクチャに移行、ボディが拡大されると思われます。

現在サンタフェは、2.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンほかがラインアップされていますが、次世代型ではプラグインハイブリッドやマイルドハイブリッドを含むさまざまなパワートレインオプションが提供されるでしょう。

サンタフェ次期型のワールドプレミアは、2023年8月と予想されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる