ラム次世代「1500 レボリューション」参入でEVピックアップ市場が大激戦に? ティザーイメージ公開

■「STLA Fram」プラットフォームを採用、1回の充電による航続距離は805km

ステランティスブランドの「RAM」(ラム)は現在、次世代EVピックアップトラックを開発中ですが、その最新ティザーイメージを公開するとともに、2023年1月5日に開催される「CES 2023(Consumer Technology Association Tech Event)/ラスベガス」でのデビューが決定しました。

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ラム 1500 Revolution ティザーイメージ

コンセプトモデル「ラム1500 Revolution」は、当初11月のL.Aオートショーでのワールドプレミアが計画されていましたが、なんらかの理由で変更されたとみられます。

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ラム 1500 Revolution ティザーイメージ

リリースされたティザーイメージでは、ディテールは不明ですが、少なくとも、ワイルドで大胆な側面と、フロントのLEDデイタイムランニングライトの形状を確認することができます。

市販型では、ステランティスブランドが現在開発している「STLA Fram」プラットフォームを採用。これは、バッテリーの仕様に応じて、1回の充電で最大500マイル(805km)の航続距離を提供できるスケーラブルアーキテクチャです。

プラットフォームには最大200キロワットのバッテリーを収容できますが、Ram1500 Revolution生産型のバッテリーパックがどのくらいの大きさになるかは不明です。

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ラム 1500 Revolution ティザーイメージ

また同ブランドでは、「ピックアップトラックセグメントをもう一度再定義する」試みとして、EVトラックが「排他的な高度な技術機能を搭載する」と述べています。

2023年1月5日にワールドプレミアされた後、2024年に発売が予定されており、市場ではフォード「F-150ライトニング」やシボレー「シルバラード EV」と対峙、EVピックアップトラック戦争の時代に突入します。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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