■特大のプロポーションを備えた3トンの高性能ピックアップトラック
BMWのM専用フラッグシップクロスオーバーSUV「XM」に、ピックアップトラックを提案した予想CGが登場しました。
最近、新しいBMWについて語るとき「二極化」という用語が頻繁に出てくるようです。ブロンズトリム、複雑なフロントエンド、特大のプロポーションを備えた新しいXMは、まさにその定義に適合しています。同時に、3トンの高性能ピックアップトラックにも当然当てはまります。
デザイナーの「X-Tomi Design」が提案した予想CGでは、巨大キドニーグリルを装備し、スリムなヘッドライト、シャープなコーナーエアインテーク、ホイールなどのデザインをXMと共有するほか、ホイールベースも共通となっており、かなりの迫力です。Cピラー以降は排除され、ピックアップベッドが存在しています。
XMはM1以来のスタンドアローンなMモデルです。パワートレインには、4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン+高性能電気モーターを組み合わせた「Mハイブリッド」を搭載。システム合計の最高出力は653hp、最大トルク800Nmを発揮します。
さらに、来年予定されている「Label Red」バージョンでは、同エンジンと電気モーターに加えられた変更により、最高出力748hp・最大トルク1000Nmを発揮。ベースモデルが0-100km/h加速4.3秒なのに対し、Label Redでは4秒未満に短縮されます。
今回の予想CGはベースモデルで制作されていますが、発売するなら世界の度肝を抜く「Label Red」でピックアップトラックを完成させて頂きたいものですね。