■キドニーグリルが光る、ティザームービーをリリース
BMWは現在、同社SUVラインアップの頂点に置かれる新型クロスオーバーSUV「XM」を開発中ですが、市販型が9月27日にワールドプレミアされることが濃厚であることがわかりました。
公開されたティザームービーでは、エンジンスタート音が聞き取れるほか、エクステリアではXMの照らされたグリルの輪郭、独立したヘッドライトを見ることができます。
市販型のパワートレインですが、4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンから動力が供給されることはすでに知られており、最高出力644ps・最大トルク884Nmを発揮します。
このセットアップはZF製の8速オートマチックと組み合わされ、EPAテストで30マイル(48km) の推定電動走行距離を提供するとみられるほか、市販型車名は「XM 50e」が有力とされています。
開発チームはこの巨大SUVにスポーツカーのようなハンドリングを持たせたいと考えており、アクティブアンチロールバーや、Mブレーキシステム、最大2.5度の後輪操舵を備えるほか、23インチのホイールを手に入れることも可能です。
XM 50eの発表後には、最高出力748ps・最大トルク1000Nmと超弩級バージョンが控えていると噂され「Black Label」の車名が候補にあがっています。
9月27日にワールドプレミアされた後、生産はサウスカロライナ州スパルタンバーグで今年12月に開始される予定となっており、価格はベースモデルが13万ドル(約1760万円)と予想されています。