■ホイールが以前より小さく、クワッドエキゾーストパイプもなし
BMWが現在開発中の主力クロスオーバーSUV、「X3」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
第3世代となる現行型は2017年に発売、2021年には初の大幅改良を受け、直列4気筒、直列6気筒にマイルドハイブリッド技術を投入。いよいよ7年振りにフルモデルチェンジが執行されます。
X3次期型は6月に初めてプロトタイプをキャッチ。ダミーパネルやプレースホルダーライトを装着しており、ディテールは不明でした。
しかし、大径ホイールを装着、後部にクワッドエキゾーストパイプがインストールされていることから、「X3M」の下位に配置される高性能モデル「X3 M40i」(新ネーム)であると思われています。
今回捉えたプロトタイプは、ホイールが以前より小さく、後部にクワッドエキゾーストパイプを収納するリアバンパーが見られないことからも、ベーシックモデルの可能性が高いようです。
キャビン内は、ダッシュボード上の大型デュアルスクリーンセットアップを含む、BMW最新のインフォテイメントテクノロジーを「iX」から受け取ることが期待されています。
プロトタイプを見ると、ボディサイズが拡大されているように見えます。フロントエンドでは、閉ざされたキドニーグリルの下に通気口が配置され、下方向に拡大されている可能性がありそうです。
次期型では、強力なX3 M用を含むさまざまなパワートレインを備えたX3を提供することが期待されています。電動化は、新しいX3の大部分を占め、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、および完全に電気的なバリエーションが計画されている可能性がありそうです。
X3次期型のワールドプレミアは、2024年以降とまだまだ先となるでしょう。