通行人もビックリ! メルセデスが「消えるBenz」を開発!

メルセデス・ベンツが燃料電池車のPRの為に「消えるBenz」を製作したようです。 

何やら地上版のステルス技術とも言える代物。上画像の赤矢印のところに隠れているのですが… まるでカメレオンのように景色に同化して走行する為、姿が見えなくなる技術。

まずは僅か3日間で約200万アクセスを誇るその投稿映像を御覧下さい。

そう、このクルマのボディには無数のLEDを仕込んだマットが貼られており、車両の背後に隠れる景色をリアルタイムに写しているのです。なのでLEDマットの貼られていないタイヤなどは丸見え状態なのですが、それがかえって妙な雰囲気をかもし出しています。 

昨年の東京モーターショーでトヨタがボディ上に映像を表示するコンセプトカー「Fun-Vii(ファン・ヴィー)」を公開しましたが、メルセデス版は更にその発想を膨らませた物と言えそうです。

しかし、この技術、街頭宣伝などのPR用には一役買いそうですが、実際の公道上での走行は余りにも危険過ぎますね… だって、見えませんから。

(Avanti Yasunori)

【画像がすべて見られない方は>>>  https://clicccar.com/?p=120620  】

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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