BMW M3に540馬力の「CSL」投入へ。イエローLEDや2シーター採用

■バンパーの外縁を包み込む分厚いフロントスポイラーなど「M4 CSL」を反映

BMWは現在、M4に設定される超高性能モデル「M4 CSL」を開発していますが、新型M3に設定されるハードコアモデル「M3 CSL」市販型プロトタイプを、クリッカーのカメラが捉えました。

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BMW M3 CSL 市販型プロトタイプ

捉えたプロトタイプはフロントエンドをカモフラージュ、バンパーの外縁を包み込む分厚いフロントスポイラーなど、「M4 CSL」のコンポーネントが反映されているようです。

下部グリル開口部に追加のスラットを備えているほか、標準装備される黄色いLEDデイタイムランニングライトを備えるM専用ヘッドライトも確認できます。

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BMW M3 CSL 市販型プロトタイプ

側面ではリアクォーターウィンドウに注目です。內部を見せないようステッカーでカモフラージュしており、M4CSL同様に後部座席が排除される可能性もありそうです。

後部は完全に露出、スプリットデザインのトランクを装備し、クワッドエキゾーストパイプが分厚いディフューザーから突き出ています。市販型ではカーボンパーツを多用するすることで軽量化が図られるはずです。

心臓部には、M3から3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを流用。最高出力は540psを叩き出し、「M3コンペティション」のスペックを凌駕、xDriveシステムを介して4輪すべてに動力を供給します。

M3 CSのワールドプレミアは、最速で2022年内と伝えられますが、予想では2023年春とみています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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