■バンパーの外縁を包み込む分厚いフロントスポイラーなど「M4 CSL」を反映
BMWは現在、M4に設定される超高性能モデル「M4 CSL」を開発していますが、新型M3に設定されるハードコアモデル「M3 CSL」市販型プロトタイプを、クリッカーのカメラが捉えました。
捉えたプロトタイプはフロントエンドをカモフラージュ、バンパーの外縁を包み込む分厚いフロントスポイラーなど、「M4 CSL」のコンポーネントが反映されているようです。
下部グリル開口部に追加のスラットを備えているほか、標準装備される黄色いLEDデイタイムランニングライトを備えるM専用ヘッドライトも確認できます。
側面ではリアクォーターウィンドウに注目です。內部を見せないようステッカーでカモフラージュしており、M4CSL同様に後部座席が排除される可能性もありそうです。
後部は完全に露出、スプリットデザインのトランクを装備し、クワッドエキゾーストパイプが分厚いディフューザーから突き出ています。市販型ではカーボンパーツを多用するすることで軽量化が図られるはずです。
心臓部には、M3から3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを流用。最高出力は540psを叩き出し、「M3コンペティション」のスペックを凌駕、xDriveシステムを介して4輪すべてに動力を供給します。
M3 CSのワールドプレミアは、最速で2022年内と伝えられますが、予想では2023年春とみています。