■「く」の字型DRLを備えるよりスリムなヘッドライトを確認
BMWは現在、ミッドサイズ・クロスオーバークーペSUV「X6」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプにカメラが迫りました。
捉えたプロトタイプは、キドニーグリルをカモフラージュしています。しかし、改良型に装備される新LEDデイタイム・ランニング・ライト(DRL)を初めて装備、ヘッドライトのアウトラインはよりスリムに新設計されている様子が伺えます。
またその下の領域がカバーされており、コーナーエアインテークを含むバンパーが刷新されることが濃厚です。
後部ではLEDテールライトのグラフィックをリフレッシュ、バンパーには左右に共通のセンターディバイダー(仕切り)がある、デュアルエキゾーストパイプのペアがインストールされています。
キャビン内では「iDrive8」ソフトウェアを搭載する2つのデジタルスクリーンを装備。湾曲ディスプレイユニットの1つは14.9インチのインフォテイメントシステム用で、もう1つは12.3インチのデジタルインストルメントクラスタであると思われます。
パワートレインは、最高出力265psを発揮する3.0リットルV型6気筒ディーゼルターボエンジンをはじめ、最高出力530ps・最大トルク750Nmを発揮する強力な4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンなどがキャリオーバーされる見込みです。
さらに「X5 xDrive 45e」と同様のプラグインハイブリッドが追加設定される可能性があるほか、「iX5ハイドロゲン」をベースとした水素燃料電池のバリエーションも噂されています。
X6改良型の正確なデビュー日は不明ですが、X5が2022年後半、その後X6がワールドプレミアされる予定となっています。