■ウルスに続く新型ハイライディングモデルも計画か
ランボルギーニのクロスオーバーSUV、「ウルス」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
スカンジナビアでキャッチした開発車両のフロントエンドでは、ヘッドライトから象徴的だったY字型のLEDデイタイムランニングライトが消えています。
また、より大きなグリル開口部や新設計のエアインテークを伴うバンパーが確認できるほか、Aピラーからつながるボンネットフードに角度のついたスリムなエアベントが配置されています。
側面では、よりワイドなフェンダー、小さなエアベント、刷新されたサイドスカートが見てとれます。
後部では新しいエキゾーストシステムやバンパー、新設計されたエアベントを装備しています。
現行型パワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は650ps・最大トルク850Nmを発揮しますが、EVOでは、電動化計画の一環として、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載していると噂されています。
もしそれが事実なら、最高出力は820ps程度まで向上、先日公開されたばかりのアストンマーティン「DBX 707」を圧倒するスペックとなることが予想されます。
現在同社では第4のモデルとなる全くの新型モデルを開発中とみられていますが、CEOステファン・ヴィンケルマン氏はメディアのインタビューにて、「フルエレクトリックパワートレインを備えた2+2、あるいは4シーターのハイライディングクーペになる」と語っています。
また同氏は、2030年までにレベル4の自立運転の採用を目指すといい、ウルス次期型、あるいはこの新型ハイライディングに搭載する可能性があることを示唆しています。
ウルス改良型「EVO」のデビューは、8月21日に開催予定の「ペブルビーチ コンクール・デレガンス2022」と予想されています。