■ルパン三世のクルマ!?

「ルパン三世のクルマだよね」

そう言われることが少なくないボクの愛車は「アバルト595」だ。
フィアット500をベースにアバルトがサソリの毒を注入したモデルだから“ルパン三世のクルマ”といっても確かに間違いではない…かもしれない。
でも、ルパン三世のクルマは古いフィアット「500」で、製造されたのは1957年から1977年。もう45年も前の話だ。

いっぽうで、ボクのアバルトのベースとなった「500」が発売されたのは2007年。だから設計としては、それこそ車体サイズからエンジンの搭載位置まで全く違う。
にもかかわらず世間からは“同じクルマ”だと認識されるのだから不思議だ。理由はもちろんデザインの妙なのだろうけれど、これって結構凄いことではないだろうか。
●不動の人気車

「見た目はかわいいし、中はオシャレ。私も気に入っているよ」

どうやら彼女は、アバルト595を高く評価しているようだ。そして、親しみも感じているみたい。
「私のクルマにしちゃおうかな…♪」なんて、いたずらっぽい表情でいうのは妙に本気っぽくて怖いけど(笑)

あらためて振り返ってみると、アバルト595のベース車である500がデビューしたのはもう15年前ということになる。15年間も作り続けるだけでなく、いまだに年間販売実績を更新するような勢いがあるのが凄い。それだけの魅力があるっていうことなのだろう。

ところで「ルパン三世の愛車がフィアット500」というイメージを持つ人が多いことは理解しているけれど、実は劇中で愛車として描かれていたのは映画「カリオストロの城」などでそう多くはない。
にもかかわらず、ここまでイメージが浸透しているのは凄いことではないだろうか。(つづく)