■新開発の1.5リットル直列4気筒「VC」ターボ+電気モーターの「e-POWER」搭載
日産の元祖高級ミニバン「エルグランド」最新情報を入手、予想CGを制作しました。
初代エルグランドは、1997年に登場し「高級ミニバン」市場を確立、後のトヨタ「アルファード」やホンダ「エリシオン」などに影響を与えました。
しかし、現在ではその立場を完全にトヨタ「アルファード」が逆転、現行型で生産終了の噂もありましたが、どうやら次期型の開発は進められている可能性が高いことがわかりました。
3代目となる現行型は2010年に登場しており、これが実に13年ぶりの世代交代となります。
次期型ではルノー・日産・三菱アライアンスの新世代CMFプラットフォームを採用、全高が若干サイズアップされ、居住空間が向上すると見られます。
予想されるエクステリアデザインですが、サイドはフロント、リア部分にウイングタイプの膨らみをデザインに。タイヤハウスからアンダー部分にかけて凹みを入れ、立体的な仕上がりになりそうです。
フロントは、ノートの流れをくむワンモーションで、かつヘッドライト部分を独立させた日産お得意のデザインスタイルとなり、アンダー部分はディフューザー部分とグリル部分を一体化させて迫力あるデザインが予想されます。
パワートレインの注目は、新開発の1.5リットル直列4気筒「VC」ターボ可変圧縮エンジン+電気モーターの「e-POWER」ハイブリッドが予想され、システム合計の最高出力は200psオーバーとなり、駆動方式はFFおよび全輪駆動が提供されると思われます。
VCターボとe-POWER の組み合わせにより、燃費が大幅に向上することが期待できそうです。またV型6気筒ガソリンエンジンは廃止されると予想されます。
市販型の安全装備では「プロパイロット2.0」最新バージョンを搭載、ナビゲーションと連動する3D高精度マップを活用。車両の状況を正確に把握することにより、ハンズオフ状況でなめらかなハンドリングを実現します。
エルグランド次期型のデビューは2023年内と予想されています。