目次
■私の2022ラリー初戦前に、今年のマシン「DL WPMS GRヤリス」に会ったお話♪
全日本ラリー選手権第2戦・ツール・ド・九州2022 in 唐津[2022年4月1日(金)~4月3日(日)]から、私、元SKE48・梅本まどかの今シーズンが始まりました。
今回のうめまど通信は、今年のマシン「DL WPMS GRヤリス」に初めて会った時のお話。
●初めてのJN1マシンはGRヤリス
3月上旬にテスト走行があり、村田康介選手からは「いいクルマだよ!」と教えて頂いていたのですが、ラリー当日にマシンと初対面というのはさすがに怖かったので、その前に1度会わせてもらいました。
初対面した場所は、群馬県にある「TI-TECH」。マシンを作って頂いた場所です。
写真では見ていたのですが、直接見た方が迫力もあり、めちゃくちゃかっこいい!!
「これに乗るんだ!」と、今までどちらかというと不安の方が強かったのですが、急に楽しみになってきたのです。
●左右でカラーリングが違うのに合わせ、ホイールも赤と青。本番はゴールド!
今回のマシンの特徴は、カラーリングが左右で違うというところ。毎年デザインにはこだわっているTeam Wellpineですが、左右違うということを知った時は衝撃的でした!
私の乗る助手席側は赤色。去年までのデザインに近いのが、運転席のドライバーさん側でした!
このマシンは、唐津まではメカニックさんが運んでくださったのですが、ラリー前後の移動では左右でホイールも変えて、赤と青。
ラリー中はゴールドのホイールに!
ホイールだけでも印象が変わるのですが、個人的には競技中のゴールドホイールがやっぱり好き♪
中々珍しいカラーリングと、初JN1参戦という事で、いろんな方がラリー中にマシンを観にきていましたよ。
●ブリッド製シートでドラポジもバッチリ♪
中もガラリと変わって、最初慣れるのに時間がかかるかな?と思ったのですが、今回新しくなったシートが個人的にお気に入り♪
凄くホールド感が強くて落ち着ける空間があり、「え! めちゃくちゃいい!」って。
監督に話しを聞くと、倉庫に眠っていたちょっと古い型だけど、新品のシートだそうです。
BRIDEさんのこのシートは、実際にSS中に乗っていても身体がすっぽりハマっている分、Gもわかりやすく、ホントに気に入りました♪
パッと見ると、やはり目がいくのは、油圧サイドブレーキ。そして、ハンドル周りのスイッチ類。
ロールゲージはいつもしっかり入っていたのですが、クルマが変われば付き方も変わり、より乗り降りする場所が狭くなるし…。
なんだかラリーやるぞ!って気持ちになっていきます。
エアコンはもちろんないのですが、空気の所が密閉されていて、ルーフベンチレーターがついていました! こういう1つ1つがなんだかわくわくしちゃいますよね♪
●マシン制作は綺麗に、丁寧に!
この日はシート合わせをして、ヘルメットを置くハンモックを取り付けたり、いろいろ説明を受けたのですが、マシンを作って下さった方は配線や見た目にも凄くこだわって下さったそうで、そういうお話を聞くとホントにプロだなって。
私はバイクのグロムのオイル交換やタイヤ交換しかした事がないのですが、ワイヤリング1つ、綺麗に余分なものなくスッキリさせるのが難しく、でもプロのマシンを見るとそれがきっちりされているので、こういう事ができるメカニックさんはホントにすごいなと思ってしまいます。
そんなこんなで、ラリー前にじっくりお話を聞き、シート合わせも無事できたので、少し不安を解消し、ラリー当日を迎えられました!
ラリーは準備が7割というけど、乗ったり、走ったりっていう練習がなかなかできないのも難しいところ。
マシンを準備して下さったメカニックさんはじめ、監督さんやいろんな方の協力があって走れているんだなと改めて感じた1日でした。
(梅本 まどか)