■4月13日デビュー、複合構造バッテリー採用、最大1,360psのEVドライブトレインを供給
オーストリア・ウィーンを拠点とするスタートアップ企業「DEUS」(デウス)は、ニューヨークモーターショー2022にて、新型のハイパーカー「ヴァイアン」を発表することをアナウンスしました。
「Vayanne」(ヴァイアン)は、ウィーンの街にちなんで名付けられたフルエレクトリックハイパーカーです。イタルデザインとWAE(ウィリアムズ・アドバンス・エンジニアリング)の共同開発によって誕生、「限定的」で「高性能」なモデルになるといいます。
両社は2021年4月、顧客向けのフルエレクトリックプラットフォームを開発するために協力していると発表。これは「EVX」と呼ばれ、パッケージに応じて104kWh、120kWh、160kWhの電力を供給できる複合構造バッテリーパックを備えるといいます。電
気モーターは2〜4基まで搭載可能で、そのバッテリーパックは、最大1,360psのEVドライブトレインを供給するととともに、航続は1,000kmという衝撃のスペックをあわせ持ちます。
ウィリアムズ・アドバンス・エンジニアリングでは、すでにフォーミュラEや、他の電気レーシングシリーズにバッテリーを供給しているため、そのパワートレインの背後にある技術的ノウハウが注入されることになります。
デウス衝撃のデビューは4月13日。市場では「比類なきハイパーカーになる」ことを目指すといいます。