■今年2年振り56回目を数える「イースター・ジープ・サファリ」で公開予定
ジープは新たに2台のコンセプトモデルのティザーイメージを初公開しました。
今年2年振り56回目を数える「イースター・ジープ・サファリ」は、米・ユタ州グランド郡のモアブ国立公園で開催される伝統のビッグイベントです。
同イベントのプレスリリースによると、ジープとJPP(ジープ・パフォーマンス・パーツ)は、「より大きく、より良く、より環境に優しく、より早く、高性能なコンセプトカー」であり、「4輪車を次のレベルに引き上げる」と伝えています。
公開予定の1台は「モアブのバックカントリートレイルに沿った、最も厳しい地形さえも征服し、ゼロエミッションフリーダムを達成するというジープブランドのビジョンをさらに強調する」4xe電動SUVになることを明らかにしています。
画像からは、フェンダーガードと青いハイライトを備えたグランドチェロキーベースと思われます。
もう1台は、QRコードのように表された「ジープ グラディエーター」ベースであることが濃厚です。デザインの詳細は不明ですが、フロントガラスとルーフの上にバイザーをつけることを示唆しているようです。
昨年ジープは、ラングラーをEV化した「Magneto」「ラングラー オレンジ ピールズ」(オレンジ色のペイント、コーニングゴリラガラス、ハーフドアなど装備)、「グラディエーター ルビコン レッドベア」(91:1のクロール比、ダナ44アクスルを装備)、「ジープ スター・ビーチ」(1960年代に登場したジープの新シリーズに敬意を示したコンセプトカー)を発表。
コロナのパンデミックにより、今年2年ぶりとなる「イースター・ジープ・サファリ」ですが、どんな盛り上がりを見せるか楽しみです。