■プロトタイプを初スクープ! 内外を大刷新
BMW・MINIハッチバックに設定されているハイパフォーマンスモデル「MINI JCW」(ジョンクーパーワークス)の改良型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
第3世代となる現行型MINI(F56型)は2013年にデビュー。2022年モデルで軽度のリフレッシュを受けましたが、今回はF56のプラットフォームを大幅にアップデート、フルモデルチェンジ級の大掛かりなテコ入れが内外に施されそうです。
ドイツ・ミュンヘン市街地で捉えたプロトタイプは、フロントオーバーハングが少し短くみえますが、カモフラージュのせいかもしれません。
フロントエンドでは、バンパー、エアインテーク、グリルなどすべて新設計、ヘッドライトは内部にダミーコンポーネントを装備していますが、市販型ではEVモデルを反映している可能性が高いです。
側面では、インジケーターが統合された新しい形状のサイドミラーを装着。後部ではテールライトのグラフィックスをリフレッシュ、下部ヒッチの下には現行型と異なるセンター出しシングルエキゾーストパイプが確認できますが、市販型ではデュアルエキゾーストパイプに変更されるはずです。
キャビン内も大幅に変更されます。中央には大型のタッチスクリーンを配置、伝統の丸みを帯びた形状が予想されるほか、オートマチックトランスミッションモデルでは、シフトノブが丸いディスプレイの右下に移動すると見られます。タッチスクリーンを介して制御されるほとんどの機能ボタンは非常に少なくなると思われます。
MINI改良型のワールドプレミアは、2023年内と予想されます。