■専用テクノレザー/ファブリックシート、グレー仕上げのダッシュボードパネルなどを特別装備
Aセグメントのフィアット 500といえば、EVモデルの「500e」が、いつ導入されるかが最新トピックスです。おそらく、2022年中には日本に導入されるのではないでしょうか。
一方でガソリンエンジン仕様は、同モデルに限らず現実的な選択肢として最初に候補にあげる方がまだ多いはずです。
そのフィアット500に、限定車の「500 Sport(スポーツ)」が設定され、2022年1月15日(土)、185台限定で販売がスタートされます。
「500 スポーツ」は、愛らしいスタイルが特徴のチンクエチェントに、スポーティな要素を加味。最も目を惹くのは、ボディカラーの「イタリア ブルー」で、精悍かつエレガントなムードが強調されています。
トランスミッションは、通常のATモード付5速シーケンシャルトランスミッションである「デュアロジック」仕様(限定150台)のほか、5速MT(限定35台)も設定されています。
エンジンは、875ccの直列2気筒8バルブ マルチエアインタークーラー付ターボ。外観は、地中海をイメージさせる鮮やかなブルーのボディカラーに、エアインテークを備えた専用フロントバンパーをはじめ、サイドスカート、リヤバンパー、リヤルーフスポイラーが組み合わされ、軽快な走りを想起させるスタイリングになっています。
さらに、ダークグレー仕上げのドアミラーカバー、サイズアップされたY字パターンの16インチアルミホイールがスタイリッシュな雰囲気を漂わせています。
内装は、カタログモデルのブルーもしくは、ブラック/アイスとは異なり、ブラック基調の落ち着いたコーディネイトを採用。また、専用テクノレザー/ファブリックシート、グレー仕上げのダッシュボードパネルなどの特別装備も備わり、クオリティの高さを抱かせる仕立てになっています。
加えて、「500 TwinAir Dolcevita(ツインエア・ドルチェヴィータ)」と同様に、バイキセノンヘッドライト、液晶パネルに速度計や燃料計、燃費計、エコインジケーターを表示するTFTメータークラスター、フルオートエアコンディショナー、車内を明るく演出するガラスルーフ(固定式)なども標準化される充実装備も魅力です。
さらに、安全な車庫入れをサポートするリヤパーキングセンサーも装備。
カタログモデルよりもスポーティで、MTも設定される「500 スポーツ」。こだわりのフィアット 500を狙っているのなら今、見逃せない限定車になっています。
●「フィアット 500 スポーツ」価格:274万円
(塚田 勝弘)