■2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」から400psを発揮
アウディは、コンパクトモデル「A3」に設定されるハードコアモデル「RS3スポーツバック」「RS3 セダン」を発表したばかりですが、派生ワゴンとなる「RS3 アバント」登場にも期待がかかっています。
VWグループでは、シュコダ「Octavia RS Combi」、クプラ「Leon Sportsourer」、そしてVW「ゴルフRヴァリアント」などがパフォーマンス・コンパクトワゴンのニッチマーケットをほぼ埋めていますが、主力ブランドであるアウディからの登場を望む声も多いようです。
現在ブランドラインアップでは、兄貴分「A4」をベースとした「RS4アバント」が存在していますが、そもそもの前身は下位セグメントの「RS2」です。
RS2はポルシェとコラボし、1994年に発売された高性能ワゴンで、ボディサイズは全長4,510mm、全幅1,695mm、全高1,386mm、ホイールベース2,597mmと最新のA3セダンに近いサイズでした。
おなじみX-Tomi Designが協力してくれた予想CGは、RS3スポーツバック/セダンと同じブラック加工されたハニカムメッシュグリル、大口のコーナーエアインテーク、リップスポイラーを装着、長いルーフにはレールが装備されています。また「RSトルクスプリッター」モードを搭載、ドリフト走行も可能になると思われます。
パワートレインは、「RS3 スポーツバック/セダン」の2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジンを維持、最高出力は400psを発揮してくれるはずです。
もしRS3が登場すれば、RS4アバントの価格を下回りつつ、パフォーマンス、実用性、豪華さの優れたモデルとなるこは間違いありません。