ホンダの軽量スーパースポーツ「CBR250RR」、2022年新色はシンプルなブラックで精悍さアップ!

■新色のグラファイトブラックを追加

ホンダは、初心者からベテランライダーまで軽快な走りが楽しめる、250ccのスーパースポーツ「CBR250RR」のカラーバリエーションを変更することを発表しました。

ホンダCBR250RRに2022年新色
ホンダ・CBR250RRの新色グラファイトブラック

シンプルなブラックの車体色がより精悍さを増す新色を加え、2022年1月20日(木)に発売します。

●先進機能を持つ250ccスーパースポーツ

2017年に登場した現行のCBR250RRは、ホンダのスーパースポーツ「CBR・RR」シリーズの末弟にあたる250ccのフルカウルモデルです。

250ccのスーパースポーツは、現在、若い初心者ライダーからベテランのリターンライダーに至るまで、幅広い層が街乗りからツーリング、ワインディングなどのスポーツ走行を楽しめるバイクとして高い人気を誇っています。

ホンダCBR250RRに2022年新色
CBR250RRのマットガンパウダーブラックメタリック

その中でもCBR250RRは、先進装備を満載した動力性能などが魅力です。

エンジンには、最高出力41psを発揮する249cc・水冷4ストローク2気筒を搭載。低中回転域での力強さとスーパースポーツならではの高回転までシャープに吹けあがる特性を高次元で両立するとともに、高出力化を実現します。

ホンダCBR250RRに2022年新色
CBR250RRのエンジン

スロットルグリップの開度を機械式ではなく電気信号を介して伝達する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を当時の250ccクラスで初採用。ライダーのアクセル操作に対しパワーがリニアに出ることで、高いコントロール性などに貢献します。

車体には、剛性としなやかさを両立させた鋼管トラス構造のフレームを採用。足まわりには、フロントに倒立タイプのサスペンション、リヤには左右非対称形状のアルミ製スイングアームと路面追従性に優れたプロリンクサスペンションをセット。

また、制動時の安心感をより高めるABSを標準装備するなどで、卓越した動力性能を余すことなく引き出せる操縦性も実現します。

ホンダCBR250RRに2022年新色
CBR250RRのフロントブレーキ

ほかにも、特徴的なロングノーズからテールへと跳ね上がるウェッジシェイプが、キレのある走りを予感させるスタイリングも採用。スーパースポーツらしさを主張するシャープなデザインも魅力です。

ちなみに、アラフォーやアラフィフのレーサーレプリカ世代には、1990年に発売された4気筒エンジンの同名モデルもおなじみですね。あちらは最高出力45psを発揮し、アルミ製ツインチューブフレームを採用するなど、当時としては高い走行性能を持つバイクでした。

ホンダCBR250RRに2022年新色
1990年に発売された4気筒エンジンのCBR250RR

CBRの名前を冠したモデルは、いつの時代も軽量ながらスポーティな走りが楽しめることは共通なのです。

●新色と合わせ全4カラーを設定

2022年モデルでは、新色の「グラファイトブラック」仕様を追加。シンプルなブラックで統一された車体色により、アグレッシブでスポーティなフォルムをより精悍にすることに貢献します。

ホンダCBR250RRに2022年新色
CBR250RRのグランプリレッド(ストライプ)

なお、従来からある「グランプリレッド(ストライプ)」「マットガンパウダーブラックメタリック」「パールグレアホワイト」も継続販売。全4色から好みの色を選ぶことができます。

価格(税込)は、新色のグラファイトブラック、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイトが82万1700円。グランプリレッド(ストライプ)は85万4700円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

平塚 直樹 近影

平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
続きを見る
閉じる