大阪という世界に冠たる大都市のウォーターフロント。近未来なビル群の中にその会場はあります。
瀟洒な佇まいのゲートをくぐれば、トレンディーなオシャレカーやベッピンさんが沢山。
お祭り気分が否が応にも盛り上がります。
しかし、私は甘く見ていました。大阪の「お祭り気分」のコク深加減を。
なんと言いますか、まず会場である「インテックス大阪」がすごい。
とても大きく立派な会場なのに、何故か昭和の気配が濃厚な売店が軒を連ねます。
ちらし寿司でカルチャーショック。イベントとか、そういうタイミングで食べるものとは知らなかったなあ。
ちなみに唐揚げは骨付き。
廊下まで大胆にハミ出る独特の立ち喰い(?)スタイル。実質的です。
サータ・アンダーギーを大量に売る売店も。
看板と商品だけ撮っているつもりだったので、後ろのお兄さんがピースをしてくれていた事に後から気付きました。ありがとう!まさに瞬発力。さすがです。
次に今回一番、コクが深いと思われた展示車両2台を御紹介。赤錆加工がマニア心をくすぐります。
もちろん嘘なんですが。
通路に無造作にディスプレイされていました。
また、会場内でお土産を探すにあたって。
沢山のブースで投売り的なワゴンセールが開催されてました。
中には、クルマ全く関係ないよね?という商品もいっぱいあって、掘り出しモノ探しも楽しめます。
そしてお客さん達も、とってもグルーヴィーでした。
前出の自転車の写真を撮っていると関西弁でツッコまれたりして、ちょっと嬉しい気分に。
最後に唐突ですが『ストリートスナップin大阪オートメッセ2012』
ジャスミン君(大阪府・年齢不詳)
「オートメッセには毎年ウォーキングに来ています」
花柄ハンチング、ラメ入りストール、アニマルリュック。サングラス2種を交互にかける演出もオシャレ。
いやあ。楽しいな。
東京モンの私は、ある程度以上のお金のかかっている仕事は何でも、高度にパッケージ化されて、綺麗に面取りされているのが当たり前と思っていました。
ちょっとハミ出た面白さは、もはや個人商店的にしか生き残れないモノだと。
だけど大阪はひと味違いました。タワーマンションなのにチャブ台。そんな感じがいい感じ。
(くぼきひろこ)