デビューは2022年初頭。新型ポルシェ911 GT3 RSは、ニュルで先代を圧倒する

■「自然吸気エンジンを搭載する究極の911」、ニュルで6分59秒927のラップタイムを予想

ポルシェは現在「911」のハイパフォーマンスモデルとなる「911 GT3 RS」を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ 911 GT3 RS 新型プロトタイプ

911 GT3 RSは「自然吸気エンジンを搭載する究極の911」とも言われ、マニアから人気を博しているモデルです。

新型では、モータースポーツにインスパイアされた空気力学を持ち、フロントにダブルウィッシュボーンサスペンションを備えた洗練されたシャーシセットアップを装備しています。また軽量化対策にも焦点を当てた新型モデルでもあります。

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ポルシェ 911 GT3 RS 新型プロトタイプ

ニュルとその付近で撮影されたプロトタイプは、フロントバンパーに大きな吸気口、ボンネットには巨大なエアスクープ、フロントフェンダー後部には大型のベントも見られます。

後部では大迫力のアクティブリアスポイラーを装備するほか、センターにデュアルエキゾーストパイプがインストールされた美しいディフューザーを確認することができます。

フロントバンパーやフェンダー、リアバンパーに偽装パネルが貼られており、ディテールは隠されたままですが、そのパネルも以前より洗練されており、デビューへ向け生産型に近づいている様子が伺えます。

軽量化に関しては、ポップアウトユニットに置き換えられる従来のドアハンドルを装備、ポルシェがパフォーマンスのためにさらに数グラム節約していることを示しています。またイエローのブレーキキャリパーを備えた巨大ブレーキには、より軽量化されるとみられる新しいホイールも確認できます。

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ポルシェ 911 GT3 RS 新型プロトタイプ

GT3 RSは常に世界で最も優れたトラックに焦点を当てたスポーツカーの1つとみなされており、その進化は目をみはります。

最新の「992型」GT3 RSは、先代の「991型」GT3 RSが計測した7分12秒7というニュルレコードを12秒以上短縮する6分59秒927のラップタイムを計測しているとも伝えられ、その進化は留まることを知りません。

新型のパワートレインは、4.2リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力は580psを発揮、先代の520psから大きく向上すると予想されます。ワールドプレミアは2021年後半に発表予定でしたが、エンジン認証の問題などで遅れており、2022年初頭となる可能性が高いようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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