■ライバルはポルシェケイマンやアルピーヌA110か
2021年10月29日(金)、ロータスカーズ日本正規販売輸入総代理店のエルシーアイ株式会社は、ロータス最新のミッドシップスポーツカー、エミーラの日本導入を発表しました。
受注開始したV6 ファーストエディションの車両本体価格1353万円となります。
ロータスエミーラは、2021年7月に世界初公開された、ロータスの新しいミッドシッププレミアムスポーツカーです。
これまでのエリーゼ、エキシージ、エヴォーラで培った能力や特徴、技術に基づいて構築されたエミーラは、グローバルなパフォーマンスカーブランドになるための非常に重要なマイルストーンになるでしょう。
エミーラの全長4413mm×全幅1895mm×全高1226mmというボディは、新開発された軽量接着アルミニウムシャシーを採用した新しいロータススポーツカーアーキテクチャに基づいて構築され、車両重量は1405kgに抑えられています。
エミーラの外観デザインは、フルEVハイパーカーのエヴァイヤのデザインを継承。アーティスティックシェイプが施されたサーフェイスと技術的なディテールを備えた現代的な外観により、エキゾチックなスーパーカーの魅力を放ちます。
インテリアはこれまでのロータス車と同様に、常にドライバー中心に考えられており、純粋な人間工学に基づいたデザインと、最も直感的に使用できるように注意深く配置された計器類を配置。
コクピットには12.3インチTFTドライバーディスプレイ、ダッシュボード中央には10.25インチのタッチスクリーンを採用することで、手操作と視線移動が最小にできるモダンなコクピット環境を実現しています。
さらにV6ファーストエディションには、スマートフォンとの接続(Blutooth もしくは USB)により利⽤可能なApple CarPlay/Android Auto と、英国ブランドKEF の10 チャンネルプレミアムサウンドシステム(340W)が標準装備されます。
搭載しているエンジンは、今回ファーストエディションとして導入される最高出力405ps・最大トルク420Nm(MT車、AT車は430Nm)を発生する3.5L V型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジン。そしてAMGと共同開発している2L直列4気筒ターボの2種類。
組み合わされるトランスミッションは3.5L V6は6速MTを基本に、オプションとしてパドルシフト付6速ATを+34万1000円で選ぶことができます。一方、2Lターボ車のトランスミッションはDCTとなります。
今回導入されるV6ファーストエディションは、ロワーブラックパック、ロータスドライバーズパック、コンビニエンスパック、ロータスデザインパックという4つのオプションパックに加えて、ファーストエディションのバッジが標準装備となります。
各オプションパッケージの内容は、ロワーブラックパックは、空力性能を向上させるエアブレード、フロントスプリッター、サイドシル、リアディフューザーとなります。
ロータスドライバーズパックを装着すると、サスペンション+タイヤコンビネーションは、ツアーサスペンション+グッドイヤーイーグル F1 スーパースポーツタイヤ(Road)、スポーツサスペンション+グッドイヤーイーグル F1 スーパースポーツ タイヤ(Road) 。そしてトラック用のスポーツサスペンション+ミシュラン パイロットスポーツカップ2 タイヤの3種類から選択可能です。
ロータスデザインパックは、20インチVスポーク鍛造ダイヤモンドカットアルミホイールをはじめ、プライバシーティントガラス(リア3 クォーターウインドウ、リアウインドスクリーン)、スポーツアルミペダルパッド(ラバーインサート⼊り)、ブラックアルカンタラインテリアヘッドライニング、ブレーキキャリパーカラー選択(ブラック、レッド、イエロー、シルバーより選択)が追加されます。
そして、コンビニエンスパックは、フロントパーキングセンサー、リアリバースカメラ、雨感知ワイパー+エアロブレード、⾃動調光バックミラー/ドアミラー、ストレージネット(リアラゲージコンパートメント、助手席フットウェル)が追加されます。
こうして見ると、V6ファーストエディションは、走行性能を向上させるだけでなく、利便性も向上するアイテムが満載されています。
またエミーラV6ファーストエディションのボディカラーは、ヘセルイエロー、マグマレッド、ダークバーダント、セネカブルー、シャドーグレー、ニンバズグレーの6色から選ぶことができます。
ロータスのミッドシップスポーツカーのDNAを受け継ぎつつ、革新的なテクノロジー、インフォテインメントシステム、快適機能が満載のエミーラ。大ヒットすることは間違いないでしょう。
(文:萩原 文博/写真:エルシーアイ株式会社)