新型レガシィ・アウトバックはアイサイトX全車標準で価格「X-BREAK EX」414万7000円、「Limited EX」429万円と判明!

■ボディサイズの拡大、小技が利いたラゲッジの使い勝手の向上にも注目

2021年10月7日(木)、スバルから新型レガシィアウトバックが発売されました。逞しいエクステリア、先進的なインテリアを備えた新型は、アウトバック伝統の高めの最低地上高を備えたモデル。ステーションワゴン派生型のクロスオーバーSUVの先駆者といえます。

レガシィ・アウトバック
新型レガシィ・アウトバックのエクステリア

新型は2グレード構成で「X-BREAK EX」が414万7000円、「Limited EX」が429万円。

搭載されるパワーユニットは、177PS/300Nmの1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジンで、トランスミッションはリニアトロニック。

レガシィ・アウトバック
新型レガシィ・アウトバックの外観

新型リニアトロニックは、変速ショックのないスムーズな加速、リニアなレスポンスを実現。変速比幅の拡大により、発進時の力強い加速や高速巡航時の燃費性能が向上し、優れた静粛性も兼ね備えています。さらに、8速マニュアルモードも備え、自分で操る楽しさを感じられるはず。

駆動方式はAWD。新型は、レヴォーグなどと同じように「スバル グローバル プラットフォーム」をベースに、フルインナーフレーム構造などの車体剛性の最適化が盛り込まれ、動的質感と衝突安全性能を大幅に向上させたそうです。

レガシィ・アウトバック
新型レガシィ・アウトバックのリヤビュー

SUBARU自慢の先進安全装備では、安全性を進化させた「新世代アイサイト」や、3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX」が全車に標準装備され、日常使いからロングドライブまでドライバーをサポートしてくれるはず。レガシィ・アウトバックに期待されるグランドツアラーとしての特性が、より磨かれているのは間違いないでしょう。

レガシィ・アウトバック
新型レガシィ・アウトバックのインパネ

厚みや力強さを感じさせるエクステリアは、アウトバックの特徴であるクラッディングが配され、アクティブでタフな印象が表現されています。一方のインテリアからは、大型センターインフォメーションディスプレイによる先進的なイメージを受けます。

新型のボディサイズは、全長4870×全幅1875×全高1675mmで、先代の全長4820×全幅1840×全高1660mmよりも55mm長く、35mmワイドで、15mm高くなっています。日本の狭い場所での取り回しや駐車時には少し気を使うかもしれません。

一方で、居住性や積載性が向上した利点もあります。荷室容量は、VDA法で561L(カーゴフロアボード上部は522L、サブトランクは39L)の大容量を実現し、効率よく使えるフラットな大空間のラゲッジスペースを達成。

新型レガシィ・アウトバック
新型レガシィ・アウトバックのフロントシート

大きな荷物でも積み降ろししやすいワイドな開口部、後端部を軽く押し下げるだけでカバーが跳ね上がるポップアップ式トノカバー、小物や汚れた荷物でも気軽に収納できる床下のサブトランクなどの小技も利いていて、ポップアップ式トノカバーは、取り外してサブトランクに収納することもできます。

新型レガシィ・アウトバック
新型レガシィ・アウトバックの荷室下スペース

ボディサイズが若干大きくなり、新型レガシィは取り回しや駐車場事情によってはちょっと厳しいシーンもあるかもしれませんが、一方で、荷室容量の拡大などの恩恵はもちろん、衝突安全性向上などの利点も大きそう。レヴォーグではサイズや車格イメージでちょっと…と、新型アウトバックを待ち望んだ人にはその進化は歓迎されるはずです。

(文:塚田 勝弘/写真:SUBARU、井上 誠)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる