■SUVとは思えぬ威圧感のあるフロントマスク、ID.4のようなクーペルーフ採用か
スペインのクプラが開発を進めるクロスオーバー・スポーツSUV「タバスカン」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
クプラはフォルクスワーゲン(VW)グループであるセアトが設立したパフォーマンスブランドです。
「タバスカン」は、2019年に「タバスカン コンセプト」としてデビュー、また2021年には「バスカンエクストリームEコンセプト」に進化し、SUVとは思えぬ威圧感のあるフロントマスクを特徴としています。
過激なデザインのため、市販型にどれだけ反映されるか注目ですが、2021年初頭にはクプラCEOのWayne Griffiths氏が、メディアのインタビューにて、「生産型はショーカーに非常に近い」と語っており期待されています。
捉えたプロトタイプは初期段階のためディテールは不明です。しかし、ほとんどのボディパネルをVW「ID.4」と共有、最終的には「ID.5」のようなクーペスタイルのルーフラインを備える可能性もあります。
プラットフォームには「ID.4」、シュコダ「エンヤックiV」、およびアウディ「Q4」と共有するVWグループの「MEB」を採用することがわかっています。
EVのスペックは、おそらくデュアルモーターセットアップを採用、77kWhのリチウムイオンバッテリーパックを積み、「ID.4 GTX」同様にシステム合計300psを発揮するとみられます。
クプラ タバスカンのデビューは2024年以降とまだまだ先の予定です。