■フロントとリアのオーバーハングを拡張、よりワイドなフェンダーを追加
日産は世界で人気を誇るスポーツカー・新型「フェアレディZ」を2021年8月に初公開したばかりですが、早くも期待を込めた改良型のデザインを大予想しました。
協力してくれたのは、マセラティ「MC20」のボディキットを発表した「7Designs」のリードデザイナーであるSiimParm氏です。予想CGでは、ヘッドライトやテールライトに1989年の「300ZX」(Z32型)のデザイン要素をより多く取り込んでいるようです。
300ZXは、日本がバブルで湧く1989年に誕生。3.0リットルV型6気筒DOHCノンターボ/ツインターボエンジンを搭載。当時日本最高となる280psを発揮しており、歴代フェアレディZの中でも記憶に残る人気モデルと言えます。
Parm氏は、新型Zのフロントとリアのオーバーハングを拡張し、よりワイドなフェンダーを追加しました。さらに最新のLEDグラフィック、フラットボンネット、車をさらにワイドに見せるスリムなインテークを備えたバンパーに300ZX風のヘッドライトが組み込まれています。後部の黒いパネルには、丸みを帯びた長方形を維持しながら、より大型のLEDテールライトが装備されています。
さらに、今回パフォーマンス「NISMO」バージョンも製作。より大きなインテークと際立つスプリッター、フロントフェンダーのサイドインテーク、厚いサイドシル、GT-Rの6スポークホイール、カーボンファイバーディフューザー、よりスポーティなテールパイプ、大型リアウィングを備えています。
公開間もないフェアレディZの改良型は2024年頃登場予定ですが、今後もあらゆるカスタムをはじめ、予想CGなど入手次第公開していきます。