■祖先「トラッカー」はスズキ「エスクード」のリバッジモデル
GMがシボレーブランドで販売するミッドサイズ・クロスオーバーSUV「エクイノックス」の派生モデルと思われるパテント画像が流出、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手しました。
シボレー初のクロスオーバーSUVであるエクイノックスは、2005年に「ブレイザー」と「トラッカー」の後継モデルとして初代が誕生しました。トラッカーはスズキ「エスクード」のリバッジであったため、その血を引いているモデルと言えるでしょう。
入手したパテント画像は、GMパートナーのSAIC(上海汽車集団)が中国にて特許出願されたもののようです。フロントマスクこそ異なりますが、リアクォーターウィンドウの処理などはエクイノックスのスタイルキューを持っているこがわかります。
現行型となる第3世代は2017年に発売されており、フルモデルチェンジまでにはまだ時間があるほか、GMがEVモデルを拡大、中国市場でSUVやエレクトリックモデルの人気が高いなどの点からも、新たに設定されるハイブリッド、またはフルエレクトリックモデルの可能性がありそうです。
さらに、フォード・マスタング「マッハE」の成功も影響を与えているといいます。情報によると、GMはこのエレクトリックSUVというエキサイティングな市場の一部を切り開き、フォードに挑戦することを願っているようです。