日本のBEV化は軽自動車が本命?日産と三菱自動車、軽EVを2022年度初頭発売へ

■「東京モーターショー2019」に登場した「ニッサン IMk」を市販化する!?

三菱自動車にとっては、2009年6月登場の世界初量産EVのi-Miev(アイ・ミーブ)に続く乗用軽EVになります。

2021年8月27日、日産自動車と三菱自動車は、2022年度初頭に新開発の軽自動車EVを日本で2022年度初頭に発売する予定と明らかにしました。この軽自動車EVは、両社による合弁会社である「NMKV」で企画、開発を進めているモデルです。

ニッサン IMk
2019年の東京モーターショーに出展された「ニッサン IMk」

三菱はアイ・ミーブに続き、ミニキャブ・ミーブ、ミニキャブ・ミーブ トラックという軽商用EVも発売しています。一方の日産は、リーフに代表されるEVで、世界市場をリードしてきた実績があります。近年は、テスラなどの新興勢だけでなく、フォルクスワーゲングループなど、世界中の自動車メーカーがEVに注力しているのはご存じのとおり。

新型の軽自動車EVは、EVならではの滑らかで力強い走りと高い静粛性を実現するだけでなく、運転支援技術をはじめとする先進技術を搭載するといいます。ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1670mmで、日産デイズ、三菱eKワゴンよりも30mm高い全高になっています。軽ハイトワゴンと軽スーパーハイトワゴンの中間くらいの全高です。

また、取り回しに優れて運転しやすく、快適性、安全性も最新世代のEVにふさわしいものになるそう。また、総電力量20kWhの駆動用バッテリーが搭載され、日常での走行に十分な容量(航続距離)を確保。災害時など万が一の際は、蓄えた電力をV2H機器を介して家庭へ供給するなど、非常用電源としても活用できるとしています。

ニッサン IMk
「ニッサン IMk」のリヤビュー

価格は、補助金などを含めて約200万円からとなる見込みと発表。なお、「東京モーターショー2019」では、コンセプトカーの「ニッサン IMk」をベースとした、新型軽自動車EVの数年後の市販化の噂も出ていました。その後も市販化の噂や一部報道があり、コンセプトカーの「ニッサン IMk」を市販化した仕様になるかも注目です。

塚田 勝弘

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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