■ボンネット、ルーフ、ドア、サイドパネルなどが露出、日本市場にも導入の可能性
メルセデス・ベンツは先日、ドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ」にて、新型クロスオーバー「Cクラス オールテレーン」をワールドプレミアすると発表しましたが、その実車をカメラが捉えました。
捉えた開発車両は、これまででもっともカモフラージュが軽く、ボンネット、ルーフ、ドア、サイドパネルなどが露出しています。
また2フィングリル、ラジエターグリルと同じ光沢仕上げのバンパーなどが確認できます。
市販型ではフロントバンパーとリアバンパーデザインが変更されるほか、アンダーボディプロテクションを備える可能性が高いと思われます。
Eクラス オールテレーンでは、ステーションワゴンより29mm(1.14インチ)高く、リフトアップされたエアボディコントロールアクティブサスペンションにより、最大地上高は156mm(6.14インチ)となっており、Cクラスでも同レベルの変更が予想されます。
パワートレインは、Cクラス2022年型と共有するとみられ、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを標準装備する2.0リットル直列4気筒ターボ/ディーゼルなどが期待されます。
VWはSUV需要により、英国市場から「パサート オールトラック」を排除、Cクラス オールテレーンも限定された市場でのみ提供されると思われます。
ただし「Eクラス オールテレーン」は日本や米国で提供されていることから、Cクラス オールテレーンも同市場への導入が期待できると言えそうです。