■上部にインジケーターとLEDデイタイムランニングライト、下部にメインヘッドライト装備
BMWは現在クロスオーバーSUV「X7」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
これまで目撃されていたX7改良型プロトタイプでは、ヘッドライトがかなり下に装備されていたことから、上下二段のスプリットヘッドライトが採用されるのではと噂されていました。
今回ドイツ市街地で目撃されたテスト車両は、上部にインジケーターとLEDデイタイムランニングライトがはじめて露出、下部にメインヘッドライトが配置されています。おそらく、今後「7シリーズ」や「X8/XM」にも採用されることが濃厚です。
またライトが低い位置にあるだけでなく、グリルはわずかにワイド化され、ボンネットフードも新設計されているようです。
後部ではLEDテールライトのグラフィックが刷新されるほか、バンパーもリフレッシュ。現在「X7 M50i」では、クワッドエキゾーストパイプが両サイドに2本ずつ、1つのフィニッシャー内に収納されていますが、このプロトタイプでは、2本が区切られています。
内部の様子は不明ですが、「iX」や「i4」に搭載される最新の湾曲ディスプレイセットアップの導入も期待できるでしょう。
パワートレインは、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンや、最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンなどがキャリーオーバーされると予想されます。
クワッドターボディーゼルの「M50d」は近日中にラインアップから外され、プラグインハイブリッドの「M45e」にとって代わるほか、フラッグシップモデルとして「M60i」が新たに設定されると噂されています。
BMWデザイン革命となるX7改良型のデビューは2022年初めと予想されます。