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■ルービック・キューブ発売
1980(昭和55)年7月25日、ハンガリーの建築学者ルービック・エルノーが考案した6面体パズル「ルービック・キューブ」が、日本で発売されました。ツクダオリジナルから発売されたこの立体パズルは、一大ブームを巻き起こしてその年だけでも500万個以上を売り上げる大ヒットとなりました。筆者も4、5時間頑張りましたが、まったく出来そうもないので諦めました。以後、1回もチャレンジしていません。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●中嶋悟選手がF1から引退を発表
1991(平成3)年のこの日、日本人として初めてF1グランプリにフル参戦した中嶋悟選手がドイツGPを控えた現地で、今季限りで現役を引退することを発表しました。1987年にF1のフルタイムドライバーとなり、1991年までの5年間で80レースを戦い、優勝はできなかったものの4位入賞を2回果たしました。日本人ドライバーにF1への道を切り拓いたパイオニアとして、また日本にF1レースのすばらしさや感動を与えた功績は、まさに日本のモータースポーツ界にとって歴史的な偉業ではないでしょうか。
●三菱が新型パジェロスポーツをタイで発表・発売!
2019(令和元)年のこの日、三菱がミッドサイズSUVの新型「パジェロスポーツ」をタイで世界初披露し、発売を開始しました。なぜタイかというと、パジェロスポーツはタイで生産しており、日本で販売せずにタイやオーストラリア、ASEAN、ロシアなど世界90ヶ国以上で販売されているグローバルモデルだからです。
初代パジェロスポーツは、1996年にデビューし、日本では「チャレンジャー」という車名で1996年から2001年まで販売されました。チャレンジャーは、パジェロベースで全高を下げてスポーティな乗用車タイプに仕上げたモデルです。日本販売終了後は、パジェロスポーツやモンテロスポーツの車名でモデルチェンジしながら海外で販売を続けていました。
そして2019年にモデルチェンジして、4代目となる新型パジェロスポーツを発表・発売。アウトランダーPHEV風の「ダイナミックシールド」のフロントマスクにダイナミックなフォルム、インテリアも機能と快適さを充実させた装備となっています。パワートレインは、2.4Lディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせ。安全面では、従来の自動ブレーキに加えてレーンチェンジアシスト(LCA)などを追加、また4WDについては「スーパーセレクトII」を搭載してパジェロ譲りの悪路走破性を実現しています。
日本でパジェロが消えた今、一部に扱いやすいパジェロスポーツを日本にという声が上がっています。しかし、環境性能が重視される中、燃費の良くない本格オフロード車を新たに投入することはメーカーにとっては大きな負担であり、現実的ではないように思います。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)