■上質な内外装が楽しめる「ヴェローチェ」
戦前からスポーツカーメーカーとして時代を築いてきたアルファロメオ。100年を超える歴史の中で初のSUVとして誕生した「Stelvio(ステルヴィオ)」に、新グレードの「VELOCE(ヴェローチェ)」が追加され、2021年7月10日から販売されます。
新グレードのヴェローチェは、スポーツセダンの「Giulia(ジュリア)」でも好評だというアルファロメオお馴染みのグレード。スポーツ性能と上質感を兼ね備えた同ブランド伝統のモデル名で、現行モデルでは、ジュリアにも設定されていて、高い人気を集めているそう。
エクステリアは、ボディ同色のホイールアーチ、サイドスカート、リヤバンパーが備わるほか、専用スキッドプレートやダークエキゾーストパイプフィニッシャーにより、スポーティで上質なムードが演出されています。
また、アルミニウムのインテリアパネルをはじめ、レザーダッシュボード、ブラックかレッドのスポーツレザーシートなどにより、インテリアもエレガントな雰囲気が漂います。
価格は「2.2 TURBO DIESEL Q4 VELOCE」が687万円。「2.0 TURBO Q4 VELOCE」が720万円。なお、「ヴェローチェ」の設定に伴い「スポーツパッケージ」の販売は在庫限りで終了になるそう。
そのほかのステルヴィオの価格は、「STELVIO 2.2 TURBO DIESEL Q4 SPRINT」が598万円。「STELVIO 2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」が1232万円。ステルヴィオは全車AWDです。
また、スポーツセダンのジュリアもラインアップが見直され、「2.0 TURBO VELOCE」(右ハンドル)と「2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」の2モデルに集約されます。グレード整理により、「SPRINT」「DISEL SUPER」「2.0 TURBO Q4 VELOCE」(左ハンドル仕様)の販売は、現在ある在庫限りで終了になります。
ジュリア・クアドリフォリオでは、ルーフの材質がカーボンファイバーからアルミニウムへと変更されています。「GIULIA 2.0 TURBO VELOCE」の価格は、598万円。「GIULIA 2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」は、1174万円です。
(塚田 勝弘)