マセラティの新型SUV・グレカーレ、「Nettuno」エンジン搭載で621馬力か?

■マイルドハイブリッドやMC 20と共有する3.0リットルV型6気筒エンジン搭載

マセラティは先日、同社初となるフルEVスポーツ「グラントゥーリズモ」次世代型プロトタイプを公式リークしましたが、今度は新型コンパクト・クロスオーバーSUV「グレカーレ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ

「イタリアに吹く強風」を意味するグレカーレは、同じFCAのアルファロメオ「ジュリア」や「ステルヴィオ」と共有する「ジョルジオ」プラットフォームを採用、アルファロメオ「ステルヴィオ」とほぼ同じボディサイズが予想されます。

マセラティ初のクロスオーバーSUV「レヴァンテ」より下に位置し、市場ではポルシェ「マカン」、メルセデス・ベンツ「GLC」、BMW「X3」らと争うことになるモデルです。

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マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ

捉えた最新プロトタイプでは、「MC 20」を彷彿させるヘッドライトを装着、怪しげに盛り上がるボンネットフード、同社特有の縦スラットの入ったフロントグリルなどが初めて露出しているほか、アグレッシブなコーナーエアインテークなどが確認できます。

LEDテールライトは、レヴァンテのものと比較してよりフラットなデザインを持ち、テールゲートとほぼ同じ幅の金属製トリムで二分されています。

ボンネットの下には、マセラティのマイルドハイブリッド+2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、上位モデルにはMC 20と共有する3.0リットルV型6気筒「Nettuno」を積み、最高出力621psを発揮すると噂されています。

以前捉えたキャビン内では、コントラストステッチと丸い通気孔を備えたダッシュボードのトップデザインが確認できました。インフォテインメントディスプレイが全く見えなかったため、フローティングデザインではなく、ダッシュボードに組み込まれている可能性がありそうです。

またレザーやそのほかの高級素材を多用し、無線アップデート(OTA)、ワイヤレススマートフォン充電パッドなどの装備も濃厚と思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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