■トヨタ「bZ4X」と共有する「e-TNGA」プラットフォームを採用
レクサスは3月30日、次世代エレクトリック・クロスオーバーSUV「LF-Z Electrified」をワールドプレミアしましたが、市販型モデルが今後14ヵ月以内、つまり2022年8月までに発売されることが明らかになりました。
米テキサスのプレスイベントでは、トヨタ「bZ4X」と共有する「e-TNGA」プラットフォームを特徴とし、コンセプトモデルと類似点はあるものの、独自デザインも取り入れるとアナウンス。また「すべてのEV競合他社を検討しており、LF-Z Electrifiedが既存の特定モデルをターゲットにすることはないと述べています。
コンセプトモデルでは、シャープなLEDヘッドライトとテールライトを装備、エレクトリックモデルならではの調整されたスピンドルグリルのイテレーションも特徴です。
キャビン内にはデジタルケージクラスタ、高解像度のデュアルスクリーン、ヨークスタイルのステアリングホイールなどを装備しており、市販型がどこまで反映されるのか注目されます。
注目の電動化技術では、車両の電気モーターで車輪を自在に制御する同ブランドの四輪駆動制御技術「DIRECT 4」を採用。パワートレインからステアリング、サスペンション、ブレーキなどすべてを統合的にコントロールし、前輪、後輪、および全輪駆動でも動作が可能となっています。
レクサスは2025年までに20車種の新型モデルを発売すると発表しており、今後4年間で怒涛の新型ラッシュが見られそうです。