6月下旬デビューへ! ポルシェ カイエン新高性能グレード、プロトタイプを公式リーク【動画】

■WRCチャンピオンレーサー、ヴァルター・ロール氏がテスト

ポルシェは、主力SUV「カイエン」に新たな高性能バージョンを設定することを発表、そのプロトタイプを公式リークしました。

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ポルシェ カイエン ハイエンドモデル 開発車両

この新モデルは、ポルシェがランボルギーニ「ウルス」に対抗すべく開発された、カイエンの高性能バージョンです。

今回はポルシェブランドアンバサダーであるWRCチャンピオンレーサー、ヴァルター・ロール氏がテストをしたようです。新しいモデルの車名は明かされていませんが、542psを発揮するターボバージョンと一緒に販売されます。

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ポルシェ カイエン ハイエンドモデル 開発車両

チーフエンジニアであるリコ・レーシャ氏によると、少し軽量であり「これまでで最もスポーティなカイエンになる」といいます。市販型では、カーボンファイバー製の軽量アクティブエアロパックと、アップグレードされたV型8気筒ツインターボエンジンを冷却するための、より大型のエアダクトを備えています。

またルーフマウントスポイラーを微調整し、オプションの軽量スポーツバッケージを装備した「GTSクーペ」と同様にデュアルエキゾーストシステムをセンターにインストールしているほか、アグレッシブなエアロキット、リアディフューザーなども装備しています。

ドライビング性能はエアサスペンションをアップグレード、ハンドリングを向上させ、後輪ステアリングとアクティブアンチロールスタビライザーシステムに加えられたアップデートにより改善されています。またフロントアクスルを改良、ベースモデルと比較してフロントホイールは0.5インチ広く、ネガティブキャンバーは0.45度増加しています。

パワートレインは、4.0リットルV型8気筒のアップグレード版を搭載、最高出力は631hpを発揮すると予想されています。さらに0-100km/h加速は3.7秒、最高速度は300km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮するといいます。

テストドライブしたヴォルター・ロール氏は「速いコーナーでも信じられないくらい安定しており、ターンイン動作は非常に正確です。これまで以上に、大型SUVではなく、コンパクトスポーツカーを運転している気分になります」とコメントしています。

この新バージョンのお披露目は今後数週間、6月下旬と思われます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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