■価格は1,200万円! 35インチタイヤを含むエクストリームオフロードパッケージなど満載
GMが展開するGMCブランドは新生「ハマーEV」を4月に発表しましたが、新たにオフロードテストを開始したことを発表しました。
ハマーEVは、内燃機SUV「ハマー」後継モデルとして約10年ぶりにEVとして復活したピックアップトラックです。ピックアップとして、これまでの常識を覆す3モーターを搭載、最大1,000hpというハイスペックを誇ります。
プロトタイプがテストを行っているのはユタ州モアブです。ここではジープがハードなオフロードテストを行うために何年も訪れているほか、フォードはブロンコやブロンコスポーツでその頑丈さを証明するために、2020年にテストを行っているオフロードハードテストの聖地です。
ハマーEVは、電気ピックアップがオフロードで走行する補助をする多くの技術が投入されています。
たとえば、地形モードでは2つのレベルのブレーキが提供されます。ノーマル設定と、アクセルを使用して1ペダルで運転、クロールを容易にする設定です。ワンペダルドライビングは、アクセルペダル全体で回生ブレーキ、摩擦ブレーキ、駆動モータートルクを最適化することにより、優れたコントロール感を提供します。
さらにアクティブエアサスペンションでは、車高を最大5.8インチ(147mm)リフトアップ、高低差のある岩場や川の走行を手助けしてくれます。
ハマーEVエディション1は、今秋112,595USドル(約1,200万円)で発売、ホワイトボディの外装とルナホライゾングレーの内装があしらわれており、スーパークルーズの先進運転支援システムやアンダーボディアーマー、ロックスライダー、35インチタイヤを含むエクストリームオフロードパッケージなどの機能が満載です。