■より強力な77kWhバッテリーを搭載、0-100km/h加速7.5秒
フォルクスワーゲン(VW)傘下であり、スペインを拠点とするセアトの高性能ブランド「クプラ」が開発中の「エルボーンEV」最新プロトタイプをカメラが捉えました。
クプラ エルボーンは、VWのEV「ID.3」と「MEB」プラットフォームを共有。兄弟モデルであるとともに、ジュネーブモーターショー2019で世界初公開された「エルボーンコンセプト」の市販型となります。
厳冬のスウェーデンでキャッチした開発車両は、相変わらず厳重なカモフラージュが施されていますが、テストドライバーではなく、4人のジャーナリストが搭乗、発売へ向けてテストドライブが行われている様子です。
EVパワーユニットはVW「ID.3」より強力な77kWhバッテリーを搭載、1回の充電で最大航続500km(310マイル)、204psを発揮する電気モーターを積み、0-100km/h加速は7.5秒で駆け抜けます。
またVWグループで唯一「DCCスポーツ」(ダイナミックシャーシコントロールスポーツ)を搭載、これは「優れたレベルのドライビングダイナミクス」を提供するように設計されたアダプティブサスペンションです。
クプラ エルボーンEVはフォルクスワーゲンのツヴィッカウ工場でID.3と生産され、今夏ヨーロッパで発売予定となっています。