■目玉は最高出力259馬力を発揮する2L直4ターボチャージャー
BMWが開発を進めるFR2ドアスポーツクーペ「2シリーズ クーペ」次期型の最新プロトタイプを、カメラが捉えました。
ミュンヘンのダウンタウンでキャッチしたプロトタイプは、大きなカモフラージュが削ぎ落とされ、筋肉質のボディがついに露出しました。
フロントエンドには、より薄くワイドに新設計されたキドニーグリルや、スイープバックヘッドライトを装備、インサイドがくぼみ、湾曲したフードに溶け込むアウトラインも見てとれます。
さらに下部には大径のセンターエアインテーク、エアカーテンが組み込まれたT字型スラットを備えるコーナーエアインテークもはじめてみることができます。
その後ろでは、目立つショルダーラインと筋肉質のフェンダー、「i4」で採用されたフラッシュマウントドアハンドルや角張ったサイドスカートを装備、リアエンドには生産型LEDテールライトの一部、トランクマウントスポイラー、垂直リフレクター付きの丸いリアバンパー、デュアルエキゾーストシステムなどが確認できます。
内部では、デジタルインストルメントクラスタ、より大型のインフォテインメントディスプレイなどハイテクキャビンに進化するほか、高品質のスイッチギア、メタリックアクセント、より洗練されたドアパネルなどが予想されます。
次期型では「CLAR」プラットフォームを採用。後部ドアのある他のすべての2シリーズファミリーのように前輪駆動(FF)に移行するのではなく、後輪駆動(FR)レイアウトにこだわり続ける可能性が高いです。
予想されるパワートレインは、最高出力142馬力を発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンのほか、最高出力185psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをラインアップしますが、目玉は最高出力259psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンです。
さらに高性能モデル「M245i」は、最高出力345psを発揮する3.0リットル直列6気筒が搭載されることが期待されています。
2シリーズ次期型のワールドプレミアは、2022年内と予想されています。
(APOLLO)