■今回の限定車「アルピーヌ A110 リネージGT 2021」も上質な内外装が特徴になる?
日本でも扱いやすいサイズのミッドシップピュアスポーツモデルとして復活したアルピーヌA110。ルノー・スポールと同様に、日本市場は重要なマーケットであり、2018年の日本上陸時の説明では、世界で3番目のマーケットであると説明しています。
過去にも限定車の「A110リネージGT」「カラーエディション2020」「リネージ リミテッド」などが設定され、人気を集めています。
アルピーヌ・ジャポンは、2021年5月13日、「アルピーヌ A110 リネージGT 2021」を日本にも今後導入するとアナウンスしました。同限定車は、前日にフランス本国で発表されたもので世界限定300台とアナウンスされています。
気になる日本向けの台数や価格、仕様などは正式発表時に明らかにされます。ベース車は「アルピーヌ A110 リネージ」で、欧州仕様は1.8L直列4気筒直噴ターボを搭載。エンジンスペックは292hp(215kW)/6400rpm、320Nm/2000rpmで、最高速は250km/h、0-100km/h加速は4.4秒でクリア。
このスペックは、日本仕様の「A110S」と同値になっています。サスペンションは前後共にダブルウィッシュボーン。なお、2020年6月に発表された「アルピーヌ A110 リネージ GT」は世界400台限定で、日本向けはわずか30台でした。
新色のボディカラーや専用アルミホイール、クリアタイプのLEDテールランプ、レザースポーツシートなどが備わった上質な内外装が特徴でした。
「アルピーヌ A110 リネージGT 2021」はどういった販売方法になり、また、日本向けの台数や仕様などはまだ分かりませんが、今回は世界生産台数が100台少ないこともあり、即完売になるかもしれません。
(塚田勝弘)