塚本奈々美の願い。AE86で気軽にドリフトモータースポーツに触れて欲しい！

■AE86でみんなにドリフトの楽しさを知ってもらいたい！

気軽に楽しめるモータースポーツだったドリフトは、マシンやタイヤなどの進化によりクルマファンには手の届きにくい世界となりつつあります…。

12年前から女性だけのレーシングチーム「女子カート部（JKB）」を運営し、モータースポーツの啓蒙活動をしてきた私、塚本奈々美は、免許を持っていない方が楽しめるカートから、次のステップの一つとして、ドリフトでスライドコントロールやクルマの楽しさを伝えられたらと、ドリフト競技に参戦してきました。

そして…気軽に自分でもメンテナンス可能で、国内外でも人気のトヨタAE86をドリフトモータースポーツの入り口として、競技人口の裾野を増やしたいとの思いから「AE86 Drift Champions Cup」への参戦を決意しました。

2021年予選大会が4月17日（土）岐阜県・YZサーキットから開幕されました。生憎の天気でしたが、全国からAE86だけで40台が集まりました。

2020年から開催が始まったドリフトワンメイク大会・AE86 Drift Champions Cup。昨年度は全国大会に100台以上のAE 86がエントリーしました。

この大会では30歳以下のU30クラス、エンジンが4AGなら改造はなんでもOK！の4AGクラス、そしてAE86ならD1車両でもOKのモンスター級86が参戦のエキシビジョンクラスに分かれており、私は4AGクラスに参戦します。

雨にも助けられ強豪が揃う中、単走予選は23台中5位、追走決勝も勝ち上がり4位で終わり、10月9日（土）～10日（日）に行われるAE86 Drift Champions Cup全国大会への出場権利を手に入れました！

180馬力のAE86は珍しくない中、シングルスロット、ノーマルエンジン80馬力で挑んで勝ち上がる私の姿には「リアル頭文字Dだ！」と、ファンも喜んでくれました。

こうした気軽に楽しめるモータースポーツを、これからもJKBメンバーと共に盛り上げていきたいと思っております。

皆さん応援をどうぞよろしくお願いします。

【関連リンク】

2013年に4輪デビューし国内外のレース、ラリー、ドリフト競技に参戦する「三刀流」ドライバーとして活躍。2007年にモータースポーツに触れてから車業界の盛り上げと啓蒙活動にも力を入れ、テレビなどのメディアにレーシングドライバーとして出演。

さらに、やまなし大使、人気アプリゲーム「ドリフトスピリッツ」（バンダイナムコ）のキャラクター兼プロデューサーとしてイベントを開催。子どもや女性にもモータースポーツの普及をと、東京タワーのE-MOTOR SPORTS施設のアンバサダーを務める。

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