■「Evo X」より長く低いボディシルエットを持ち、スバル「WRX STI」を大型化
次期型の開発が噂されている三菱のスポーツセダン「ランサーエボリューション」の最新予想CGを入手しました。
初代「ランエボ」は、最高出力250psを発揮するギャランVR-4の「4G63」型・ハイパワーターボエンジンを搭載し1992年に登場、以降23年間10世代に渡り発売されていましたが、2015年の限定モデル「ファイナルエディション」を最後に生産終了となっています。
2017年には、益子CEOが「ランエボの再開発に挑戦したい」とコメントしており、期待が集まっていますが、現段階で確定情報はありません。
一方、2017年の東京モーターショーでは、ランエボのSUV版として「e-エボリューション」が初公開、SUVとして復活する可能性が示唆されています。
デザイナーのRain Prisk氏から入手した次期型予想CGは最新の「ダイナミックシールド」を採用。
流麗なルーフライン、インパクトの強いキャラクターライン、新設計された大型リアウィングを装着、「Evo X」より長く低いボディシルエットを持ち、スバル「WRX STI」を大型化させたイメージです。
また、シャープで薄型のLEDヘッドライト、大きなインタークーラーを露出させた黒いグリルを装備、ボンネットには2つのエアエクストラクターを備えています。さらにヘッドライト横にエアインテークを追加するなど、冷却効果が高められています。
もし後継モデルが登場するとなれば、プラットフォームにルノー・日産・三菱アライアンスによる「CMF-C/D F4」を採用し、「メガーヌR.S.」次期型とコンポーネントを共有すると噂されています。
パワートレインは最高出力341ps・最大トルク433Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン+48マイルドハイブリッドシステムなどが期待できるでしょう。
ランエボがSUVとして復活するのも楽しみではありますが、予想CGを見ると、やはりスポーツセダンが似合うのは間違いありません。
(APOLLO)