BMWの高性能モデル「M」に初のフルEV設定か!? プロトタイプを激写

■リアシートを削除、2人乗りに改良された謎のプロトタイプ

BMWは現在、ハードコア2ドアクーペ・新型「M2」を開発していますが、これまで目撃されてきたプロトタイプとは異なる、謎の開発車両をカメラが捉えました。

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BMW M2ベースのEV開発車両

スウェーデンにあるBMWの冬季試験施設で撮影されたプロトタイプは、ボンネットに2つのベントを装備、より目立つトランクリッドスポイラーが確認できます。

また、エキゾーストパイプは見当たらず、トランクリッドに電気モデルステッカーが貼られていることからEVモデルであると思われます。さらに車軸間のアンダーボディが延長されており、そこにバッテリーパックが搭載されている可能性がありそうです。

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BMW M2ベースのEV開発車両

キャビン内ではリアシートが削除され、代わりにロールケージを配置、2人乗りに改良されているのも怪しいです。

関係者の話によると、現段階で2つの可能性があり、1つはフルエレクトリック版「M2」です。

同社では現在、電気4ドア「i4M」を開発していますが、こちらは本格的「M」モデルではなく、「M350i」や「M550i」と同様にベースモデルとMモデルの間に位置するMパフォーマンスモデルとなる可能性があります。そのため、BMW史上初の電気ピュア「M」モデルの誕生となります。

もう1つは新型EVのテストミュールです。このボディスタイルとサイズを使用しているということは、コンパクトなEVスポーツが新たに開発されていることになります。

この謎のプロトタイプの正体がわかるまであと数ヶ月かかりそうですが、BMWが高性能EVの開発を加速させていることだけは間違いなさそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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