■最新「EMP2」プラットフォームを採用、リフトアップされクロスオーバーに
シトロエンがかつて発売していた欧州Dセグメント・セダン/ワゴン「C5」後継モデルの最新プロトタイプをカメラが捉えました。
C5は、2007年から2015年まで生産された第2世代を最後に販売が終了していましたが、6年ぶりに市場に帰ってくることになります。
捉えたプロトタイプは、直立したフロントエンドに新設計されたグリル、ブーメラン型の縦スラットが入ったワイドなエアインテーク、スリムなヘッドライトの一部など、最終デザインが初めて露出しています。
市販型ではプジョー「508」と共有する、PSAグループの最新「EMP2」プラットフォームを採用。ボディはリフトアップされ、ハッチバック風リアエンドを持つクロスオーバールックとなり、2016年のパリモーターショーで公開された「CXPERIENCE CONCEPT」(Cエクスペリエンス・コンセプト)にインスパイアされたデザインが予想されています。
キャビン内では、一対の大型スクリーンとフルデジタル・インストルメントクラスタの搭載が濃厚です。
パワートレインの詳細は不明ですが、直列3気筒、直列4気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンがラインナップするほか、プラグインハイブリッドも期待されています。
C5後継モデルのワールドプレミアは、最速で4月の上海モーターショーで、セダンとワゴンの設定はされないと予想しています。
(APOLLO)