アルファ ロメオ・ジュリアに619万円の限定車「2.0ターボ・ヴェローチェ・ヴィスコンティ・エディション」を設定

■専用ボディカラー「ヴィスコンティ・グリーンメタリック」「タン」のレザー内装を用意

欧州Dセグメントのアルファ ロメオ「Giulia(ジュリア)」に、限定車の「Giulia 2.0 Turbo Veloce Visconti Edition(2.0ターボ・ヴェローチェ・ヴィスコンティ・エディション)」が設定され、2021年3月13日に販売されます。販売台数は限定45台で、価格は619万円です。

アルファロメオ ジュリア
ジュリアの限定車「2.0ターボ・ヴェローチェ・ヴィスコンティ・エディション」

プレミアムスポーツサルーンを謳うアルファ ロメオ・ジュリアに加わる限定車の「ヴィスコンティ・エディション」のベース車は、上質感とスポーティさを兼ね備えた「2.0 ターボ・ヴェローチェ」。エレガントな雰囲気をより引き立てる専用ボディカラーや内外装、特別装備が与えられています。

アルファロメオ ジュリア
「2.0ターボ・ヴェローチェ・ヴィスコンティ・エディション」のフロントグリル

ボディカラーには、アルファ ロメオお馴染みのロゴ(エンブレム)と同様に、ヴィスコンティ家に着想を得たという「ヴィスコンティ・グリーンメタリック」が採用されています。

同ブランドのロゴは、ロンバルディアの名家であるヴィスコンティ家の紋章から採られた「ビッシオーネ(大蛇)」がグリーンで描かれています。このような、歴史背景に由来するグリーンのボディカラーには、同ブランドのヘリテージに対するオマージュが込められているそう。さらに同限定車には、ボディカラーに合わせて随所に専用カラーのエクステリアパーツが配されています。

アルファロメオ ジュリア
イエローのブレーキキャリパーを備える

通常はレッド仕上げとなるブレーキキャリパーはイエローでペイントされ、特別感を演出。一方、フロントグリルの縁やミラーハウジングはブラックで仕上げられ、ほかにもダーク仕上げとなるエキゾーストパイプフィニッシャーやエンブレム、モノトーンのホイールセンターキャップが備わるなど、落ち着いた色調の仕上がりが目を惹きます。

インテリアは上質をテーマとした特別な仕立てになっています。グリーンと相性のいい「タン」のレザー内装が組み合わされるほか、インテリアパネルにはアルミニウムから代わって「グレーオークウッド」を用意。特別装備のサンルーフはキャビンに明るさをもたらします。

アルファロメオ ジュリア
上質感漂う、タンのインテリアカラーを採用

ジュリアの限定車「2.0ターボ・ヴェローチェ・ヴィスコンティ・エディション」のボディサイズは、全長4655×全幅1865×全高1435mm。搭載される2.0L直列4気筒ターボは、280PS/400Nmというスペックで、駆動方式はFRです。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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