■AMG「45」の2L「M139」アップグレードバージョン、416馬力を発揮
メルセデス・ベンツは現在Cクラスファミリー次世代型を開発していますが、そのパフォーマンスワゴンとなる、メルセデス「AMG C53ステーションワゴン」(仮称)最新のプロトタイプをカメラが捉えました。
最大の注目はその心臓部です。次期型ではV型エンジンと決別、世界最強の直4と伝えられるAMG「45」コンパクトモデルの2.0リットル「M139」アップグレードバージョンを搭載、より強力なパワーを得るために電気モーターを組み合わせることになります。
また、マイルドハイブリッド技術を採用、最高出力は現行型C43の385psを超え、過去最高の416ps以上を発揮すると噂されています。駆動方式は全輪駆動システムで、9速ATとのセットアップになると予想されています。
捉えたプロトタイプのフロントエンドには、パナメリカーナグリルを隠すお得意のダミーグリルを装着、ディフューザーを挟む形で円形クワッドエキゾーストパイプ、分厚いサイドスカートを装備するほか、足回りにはデュアル5スポーク合金ホイール内に収容されている大型ブレーキローターセットが装着されています。
ハイエンドモデルの「AMG C63」は正方形の排気口となるため、このテスト車両はその下位モデルと思われます。
Cクラスパフォーマンスワゴンのデビューは最速で2021年、あるいは2022年と予想され、車名は「C43」、または「C53」が候補となっているようです。
(APOLLO)