「ホンダSの系譜」で一番シビレたカスタムカーは、ガルウイング・ビートでした!【東京オートサロン】


「ホンダSの系譜」であるS600・ビート・EV-STARの3台は、強い存在感を放っていました。
でも他にもこれなら欲しい!と思える「Sの系譜」のカスタムカーに出会ってしまいました。ガルウイング・ビートの「なべか~」です。


正直、最初に会場で見た時は、存在感があるのかないのかよくわからないような、何とも不思議な印象のクルマでした。チビっちゃいのに顔は恐いし、軽なのにカウンタックばりのガルウイングだし・・・派手なカスタムなのに純正の面影が残っているし・・・。
ちなみにお尻の造形は、テールライトが立体的な丸目4灯なので好みです。


印象が変わったのは、オープン仕立てのガルウイングが、意外と乗り降りしやすそうだと気づいたからでした。屋根がないから立った状態で乗り降りができるし、体の上下動作に連動してドアの開閉ができるからスマートですよね。オープンカーは外から丸見えだから、ドア開閉時に腕が横にニョキッと伸びる印象があったのですが、ガルウイングなら腕の収まりが良いと感じたのです。
この機能に気づくと、今度は顔の強面感と純正感が収まり良く見えてくるからまた不思議。その後何度も見に行って、閉館の時間には、東京オートサロンのカスタムカーの中で個人的に最も欲しい一台になっていました。

(拓波幸としひろ)